ご案内
雑誌や新聞は、ネットにシェアを取られてしまった。
または、その役目は終わった。
そんな話をよく耳にする。
本当なのだろうか。
私は、まだまだ雑誌に役割があるのではないかと思っている。
雑誌の大きなポイントは、「自分の目当ての記事では無い物も目に付く」という事だ。
ネットでは自分の好きな記事をクリックし、その文章しか読む事はないが、雑誌ではページをめくる度に自分の思ってもいない記事・広告が目に飛びこんでくる。
そこから興味が広がり、新しい知識に繋がることもあるのだ。
ネットの厳選されたコンテンツというものも魅力だが、雑誌のようなたくさんの物が列挙されているという状態もまた、必要なのではないだろうか。
また、経済活動という面では雑誌の方が遥かに有利だ。
実際、ネットのニュースサイトにお金を払いたいと思う人はどの程度いるのだろうか。
世界は別としても、日本ではネット=タダのような感覚があり、なかなかニュースに対して課金する人は少ないと思われる。
それに対して雑誌は、確実に金銭の動きがある。
こちらも雑誌という現物を貰っているのだから、お金を払うことに何か不満があるわけでもない。
情報に対しての対価を支払うという事においては、雑誌の方が遥かにアドバンテージがあるだろう。
私も、ネットでのニュース記事も読むが、雑誌も買う。
パソコンの雑誌などを買うと、自分の全く知らなかった知識や、製品に出会うことがあり、そこから新しいことが分かったりする。
この経験というのは、ネットではなかなか味わうことが出来ない。
雑誌とネットというのは、同じようなものを配信しているようにみえ、その実は全く別のアプローチをしているのではないかと思う。
ネットはネットの良い部分、雑誌は雑誌の良い部分をセレクトし、自分の一番良いように読んでいくのが、これからの情報の取り方なのではないだろうかと思うのである。
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